ホワイトボード・ミーティング®︎でひとやまちが元気になるファシリテーターになろう!
対話・協議・議論。会議で人と組織が成長します。
ホワイトボード・ミーティング®︎とは
ホワイトボードを活用して進める会議の方法です。
進行役をファシリテーター、参加者をサイドワーカーと呼びます。
ファシリテーターが参加者の意見をホワイトボードに書くので、何を話しあっているのかが明確になり、効率的、効果的に会議が進みます。
2003年にちょんせいこ(株式会社ひとまち)が開発し、多世代・多分野で取り組まれています。
2020年4月以降は、デジタル版もスタートしています。
ホワイトボード・ミーティング®︎は体系的なファシリテーション技術です。繰り返し練習をすることで上手になります。
5つの特徴
特徴1 ホワイトボードに意見を可視化しながら進めます。書くことで承認します。
特徴2 進行役をファシリテーター、参加者をサイドワーカーと呼びます。
特徴3 「ホワイトボード・ミーティング®質問の技カード」を使って、オープンクエスチョンで深い情報共有を進めます。
特徴4 話し合いに「発散→収束→活用」のプロセスを作り、色をわけて書きます。
- 発散(情報共有)
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意見をドンドン出し、オープン・クエスチョンで深めます
- 収束(意見の構造化)
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出た意見を方向づけます
- 活用(行動計画・結論)
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具体的な行動や活動計画を決めます
特徴5 6つの会議フレームを組み合わせて合意形成や課題解決、価値創造を進めます。
熟練したファシリテーターは、6つの会議フレームを即興的に組み合わせて進行します。
6つの会議フレーム
- 会議フレーム1 定例進捗会議
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短時間で深いリフレクション(振り返り)を促進する会議フレームです。互いの状況を出し合う中で、良かったことや困っていること、これからの方向性を共有します。質問&アドバイスタイムを設けてコミュニケーションを促進します。面談としても有効で、続けていくと関係性が温まり、組織の基礎体力が向上します。
- 会議フレーム2 役割分担会議
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誰もが動ける標準化されたマニュアルを作成する会議フレームです。プロジェクト全体の見通しを共有し、役割分担をスムーズに行います。経験知(経験があるからわかること)や暗黙知(暗黙の了解)が標準化されるので、初めての人も安心して場に貢献できます。技術や知識の継承や行事やイベント、日常業務などにも活用できる話し合いの進め方です
- 会議フレーム3 企画会議
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みんなの意見やアイデアを企画化する時に有効な会議フレームです。ホワイトボード・ミーティング®︎質問の技カードで意見を深めていくと、つぶやきやエピソード、愚痴や不満も貴重な意見に変身します。小さな合意形成をつくりだす話し合いのサイクルに慣れてくると課題解決や価値創造が進みます。進めるうちにアイデア創発や小さなイノベーションを起こる話し合いの進め方です。
- 会議フレーム4 情報共有会議
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メンバー1人ひとりが持つ個別の情報を棚卸して、全体としての進捗状況を俯瞰する会議フレームです。組織やプロジェクトのマネジメントにおいて「最上位目標」を達成するために、目の前の状況だけでなく、連なる情報も含めてホワイトボードに書き出しすことで、優先順位や強みや課題をメタ認知します。選択と集中で「次の一歩」を明確にする話し合いの進め方です。
- 会議フレーム5 課題解決会議
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困ったことやトラブルが起こった時の課題解決や新しい価値を創造する時に役立つ会議フレームです。大きなリスクを伴う事象が発生した時も、みんなで意見を出し合いながら問題点を分析し、最善、最良の解決策を考えます。議論を促進する図やイラストを用いて情報共有を進めます。異なる視点や強みのある人が協働する時に役立つ話し合いの進め方です。
- 会議フレーム6 ホワイトボードケース会議
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家族や知人、お客様など様々な人間関係やステークホルダー間に起こる対立、トラブルなどのコンフリクトを改善、解決するための会議フレームです。困った問題への理解を深め、見立てを一致し、みんなで役割分担をしながら、適切な支援、ケア、調整を進めるのに役立ちます。具体的な次の1歩を明確にする時に有効な話し合いの進め方です。
ホワイトボード・ミーティング®︎の利用ポリシー
ホワイトボード・ミーティング®の利用は、以下を守ってください。
- 1 目的
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ホワイトボード・ミーティング®はひとやまちが元気になる話し合いの方法です。ホワイトボード・ミーティング®︎は、個人の幸せと平和な社会づくりに貢献することが目的です。
- 2 利用の範囲
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日常の会議や打ち合わせ、面談、思考や感情の整理などに利用可能です。ファシリテーターやサイドワーカーとしての技術を磨き、仕事や暮らしにお役立てください。
- 3 認定講師資格
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ホワイトボード・ミーティング®やその一部を教えるときには、有料・無料にかかわらず、当社が付与するホワイトボード・ミーティング®︎認定講師資格が必要です。(「ホワイトボード・ミーティング®︎認定講師規約」参照)。また、ホワイトボード・ミーティング®を利用したコンサルティングやカウンセリングなどの活動をして報酬や費用を得る場合にも、ホワイトボード・ミーティング®︎認定講師資格が必要です。
- 4 学校の授業や校内研修等で教える場合
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日本の小・中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校の教職員が、自校の児童・生徒・教職員を対象に授業や研修でホワイトボード・ミーティング®を教える場合に限り、ホワイトボード・ミーティング®︎認定講師の資格を不要とします。書籍や研修、講座で学んで教えてください。