【記事】書店歴30年の経験をいかしたコンサルとして(第54回)野坂匡樹さん

私は、書店で働いています。ファシリテーションとの出会いは2013年。勤務店に並ぶファシリテーションの本に興味を持ち、ネット検索で見つけたホワイトボード・ミーティング®︎の講座に参加したことが転機となりました。とにかく楽しくて、書店の同僚に熱っぽく報告したことを覚えています。お客様に本の楽しみ方を提案しようと、職場でもホワイトボード・ミーティング®︎で話し合いました。学生アルバイトに、好きなことや得意なことを聞き、その強みを生かした棚づくりをすすめたところ、販売数が増加。学生アルバイトが自信をつけていく姿を見て、とても嬉しかったです。現在は「ツクヨミプランニング」代表として、出版社や書店に棚づくりなどのコンサルティングもしています。2020年には、大阪府豊中市にある調剤薬局に併設する書店の開業を支援。この薬局は、テレビやマスコミに何度も取り上げられました。これからも、本と人との出会いをプロデュースする「ブックライフファシリテーター®」として、その可能性を探究していきたいと思います。

(認定講師リレーエッセイ第54回 2022年4月3日)

本と人をつなぐ「ブックライフファシリテーター®︎」としても活動中

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