【記事】人権研修「伝え合うって、こんなに楽しい!」(長崎県佐世保市)

「互いの違いを感じ、認め合える集団づくり~学級でできるホワイトボード・ミーティング®~」が2025年8月7日、長崎県佐世保市で開催されました(佐世保市小・中学校教育研究会人権教育部会研修会・佐世保市人権教育研究会夏期学習会)。進行は、長崎在住のホワイトボード・ミーティング®認定講師、吉岡和佳子さんです。

ミニホワイトボードを使い人権尊重スキルとしてのファシリテーションを学びます

会場には、市内小・中学校の先生など約30人が参加。ほとんどの方が「ホワイトボード・ミーティング®は未経験」でしたが、1人1枚のミニホワイトボードを活用しながら、自分の意見を表明したり、互いの意見を尊重し合う活動を体験。研修は、終始温かく、和やかに進みました。

吉岡講師から「人権尊重スキルとしてのホワイトボード・ミーティング®やファシリテーションを説明。その具体的な活動として「友達新聞」の作成にチャレンジし、ホワイトボード・ミーティング®︎のインタビュー活動から記事作成に取り組みました。この活動を通して、国語の「話す・聞く」「書く」授業イメージが共有されました。

参加した先生たちからは「教育現場における『ホワイトボード・ミーティング®質問の技』の大切さを改めて実感。子どもたちのつながりや安心感を育む方法について、多くのヒントを得ることができました。授業の様々な場面で活用できそうです」との声をいただきました。

短時間でも深い情報共有が可能になり、継続することで温かい関係性を育むホワイトボード・ミーティング®を体験した参加者の皆さん。研修後も会場が笑顔いっぱいでした。

受講者の声

・質問する力の重要性に気づいた瞬間、対話の質を高める鍵だと感じた。

・ホワイトボードの活用例がたくさんあり、具体的な実践例から学べた。自分が体験することで良さが分かり、早速実践してみたいと思った。

・ホワイトボードが子ども同士の関係性を育むツールになる。

・安心して話せる場づくりが大切。環境づくりの重要性を改めて認識できた。

・ホワイトボードに書いた言葉がきっかけで、会話が広がった。視覚的な刺激が対話を生み出している。

・話すことが苦手な子も、書くことで安心して表現できる。多様な表現手段の重要性を感じた。

・「ホワイトボード・ミーティング®質問の技」を通して、子どもたちの考えが深まる。相手を尊重した問いかけが、思考を促すと分かった。

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