教育分野のファシリテーションやホワイトボード・ミーティング®の活用について学ぶ「気軽な勉強会」が、大阪府茨木市で開かれました。今年度6回シリーズの5回目は、2025年11月14日に開催。「効果的な支援や指導の進め方」をテーマに、学校教職員など総勢16人で楽しく学び合う時間となりました。
茨木市で長年、学校で介助支援員を務める堀川礼子さん(ホワイトボード・ミーティング®認定講師)が、これまでの実践や知見を報告。ファシリテーションやホワイトボード・ミーティング®を通して、子どもたちや先生同士がつながる具体的なスキルやマインドについてのお話がありました。

後半は、「よくある学校での困りごと」を想定して、ホワイトボードケース会議を体験。開発者のちょんせいこがファシリテーターとなり、参加者の皆さんと一緒に話し合いを進めました。
肝になる技術は「アセスメント(分析・翻訳)」。ホワイトボード・ミーティング®︎のアセスメントスケールを、みんなで共有しながら意見交換する中で、具体的、効果的な手立ての積み重ねの価値や授業の可能性を再認識する時間となりました。
堀川さんは「あれよあれよと進むアセスメントに、『この短時間でここまで…』とつぶやく声があちこちから聞こえてきました。各グループ内でも、活発に意見が出ていました。今回の学び合いが、少しでも皆さんの元気につながればいいなと思います」と振り返りました。

