桑ノ木幼稚園(神戸市)副園長 高光一枝さん
幼稚園の職員会議にファシリテーションを導入
ホワイトボード・ミーティング® との出会いは幼稚園で「からだ育て」をご指導いただいている杉上貴子先生のお声がけがきっかけでした。トラブルに困っていた時「それって、どんな感じ?」と聞きながら書いてくださって、話しているうちに自分で解決策が見えてきました。「これがホワイトボード・ミーティ ング®なのよ」と杉上先生に紹介されたのが始まりです。4年前でした。 まずはペア・コミュニケーションから職場に取り入れました。
達成感に包まれた園内研修
最初は抵抗感をもつ人もいましたが、最近では「今日は定例進捗会議をするよ」の声がけに「ホワイトボード・ミーティング®質問の技カード」と3色マーカーを持って集まる先生方が意見を聞きあって書いています。ルールは、言いたくないことは言わなくていい。でも、聞いてもらえるから、どんどん課題も出てきます。昨年は、話し合いをもとに園内研究会にも取り組みました。先生方が課題に向き合い、それぞれの実践に学び合う内容で終了後は達成感に包まれました。
みんなでワイワイ話し合う
ベーシック3級検定は勧められての受験で、いい再確認になりました。本も読んでいるようで読んでなかった。筆記試験は書けない箇所があり悔しく、実技試験は緊張でマーカーを持つ手が震えましたが無事に合格。「次も頑張ってみたい」気持ちになりました。新採用の先生からは「ホワイトボードに意見を書かれると緊張する」と言われます。まだ慣れていないから。でも、会議の様子を見ていると誰かひとりが話し続けるのではなく、みんなでワイワイ話しあう会議に変わってきたなあと思います。 会議時間も短くなり、共通理解が進んでいます。(ベーシック検定試験合格者の声)