コロナ禍で在宅勤務、時差出勤をする方が多くなり、リアルな職場が維持しにくくなっています。しかし、どんな状況であっても「みんなが働きたいと思える職場づくり」は労働組合の大切な取り組みのひとつであることに変わりありません。組合員の意見を集め、改善策を考え、実践していく。この一連の取り組みを各職場で行っていく方法として、j.union株式会社では職場リーダーにホワイトボード・ミーティング®をお伝えしています。
この方法だと組合員が職場全体の問題を見つけ、改善策を考える場をつくりやすく、執行委員と職場リーダーの会議でも役にたちます。職場の問題はさまざまで、要望も人によってそれぞれですから執行委員は各職場の問題を見渡し、会社全体の問題を見つけ、改善することが役割になります。職場リーダーと組合員との対話を通じて、組合から職場をつくっていくことが、今後ますます重要になってくると感じてします。
(認定講師リレーエッセイ第27回 2021年1月10日)