【記事】親子交代でファシリテーター(第40回)前田孝裕さん

私は、5歳の娘と「定例進捗会議」をしています。私が「最近、どんな感じ?」と聞くと、彼女は幼稚園で友達と遊んだことや、おうちでお母さんのお手伝いをしたことなど、エピソードを交えて話してくれます。もちろん、彼女もファシリテーターとして、オープンクエスチョンで私の話を聞いてくれます。私が「面倒くさい」と冷えた発言をしたとき、彼女は「ねんどくさい」と書いてくれて、場が一瞬で温まることもありました。子どもとのコミュニケーションは難しいと思っていましたが、ホワイトボード・ミーティング®は「中立・公平・対等」を担保してくれるので、子どもとも同じ目線で話せると感じます。さらに慣れてくると、普段の会話もオープンクエスチョンで聞いたり話したりすることができるので、話をするのが楽しくなります。娘らしく育っているのを見ると、うれしく思います。将来、親子でホワイトボード・ミーティング®認定講師になるのが父の夢です。

(認定講師リレーエッセイ第40回 2021年8月2日)

ホワイトボードを使ってファシリテーションする5歳の娘

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