ホワイトボード・ミーティング®︎ベーシックに合格してから、職場の同僚と定例進捗会議をしています。相手は、自分の父親ほど年の離れた先輩社員。最初のころは、意気揚々とホワイトボードの前に立ったものの、2~3行で終わってしまうありさまでした。いくら問いかけても話が全く深まらない。結果のみ簡潔に伝える先輩のスタイルとホワイトボード・ミーティング®で学んだ話を深めて聞きたい私、2人の間には大きな隔たりがありました。ターニングポイントは、「あなたのための定例進捗会議」でした。4つ目の話題でプライベートを情報共有した際、一気にお互いの心の距離が縮まるのを感じました。関係性が良くなると、小さなチャレンジも増えていきます。オンラインに距離をとっていた先輩も、いつしかリモート会議に参加してくれるようになりました。私と先輩の関係性に変化を起こした「あなたのための定例進捗会議」。これからも職場の同僚との情報共有と関係性づくりに活用していきたいと思っています。
(認定講師リレーエッセイ第46回 2021年12月9日)
ホワイトボード・ミーティング®︎認定講師としても活動の幅を広げる筆者