組織やそのメンバー間の課題解決を支援する仕事をしている私が、ボランティアで4ヶ月間、選挙運動の中枢を支え、無事当選に至った体験をお伝えします。これまで私は、様々な形で選挙に関わりましたが、今回ほどの重責は初めてでした。責任と同時に権限もあることから、候補者も含め、運動に携わる役員・スタッフが気持ちよく、そして最高の運動ができるようにファシリテーターとして関わっていこうと決意しました。まずはコアメンバー会議で、出馬の経緯や政治理念、市政方針を、「定例進捗会議」によって候補者から見える化。同時に役員も含め、運動全体の方針やキャッチコピーを決定。運動の背骨にあたる内容が決まり、その後は随時、役員スタッフ会議で情報共有やタスク管理、課題解決に努めました。皆がボランティアで関わる選挙運動の難しいところは、運動への求心力を維持していくことです。良好なコミュニケーションを維持しつつ厳しい選挙戦を勝ち抜き、当選することができました。
(認定講師リレーエッセイ第67回 2022年12月6日)
最高の選挙運動ができるよう、ファシリテーターとして関わる