【抄録】日本認知症ケア学会誌 第21回・抄録集

 

2020年5月30日〜31日、宮城県仙台市にて予定されていた「第21回 日本認知症ケア学会」が、動画配信で開催されました。ポスター発表に参加予定だった山戸江利香さん(ケアプランセンタードリーム)と大場浩正さん(上越教育大学)の抄録が、この度、発行された抄録集に掲載されました。抄録は「認知症サポーターの活動意欲の促進におけるホワイトボード・ミーティング®の活用―活動報告の共有を通した定例会の効果について」です。

 

山戸さんは、「認知症パートナーと呼ばれるボランティアの方々とホワイトボード・ミーティング®の定例進捗会議に活動当初から取り組んできました。この方法だと、メンバーの情報共有が進み、意欲が促進され、活動も発展したと感じたので分析をしました。特に、定例進捗会議の収束の際、『良いこと1つ、困っていること1つ』を問われるとめざす方向性が明確になり、自分たちの活動の価値を実感できるという声がありました。認知症ケアの様々な場面に、益々、ファシリテーターの必要性が高まっています」と話されています。(2020年7月24日)

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