【記事】ザッソウとシュンギクで育むチーム力(エッセイ5)

 

 

 

 

ザッソウとシュンギクで育むチーム力

     

村川美詠
(長崎県諫早市役所職員)

管理職としての私の役割は、「メンバーが〇〇しやすくすること」だと思っています。そのために大切にしていることは、ザッソウ(雑談と相談)とシュンギク(旬を聴く)。課のミーティングでは、ホワイトボード・ミーティングⓇの手法を活用し、メンバーの不安や不満、アイデアや意見を“見える化”しながら情報共有や課題解決を図っています。
大事にしているのは、私が答えを用意しないこと、心理的安全性を確保することです。「なんでもいいよ」「へ~そうなんだ」「わかるわかる」「それで?」と質問をしながらメンバーの中にある答えを導き出し、「それいいね!」「やってみよう!」とチームで課題解決に取り組んでいます。事務分掌の振り分け、自主的な勉強会、事務改善、イベントの企画立案など、それらの対話から生まれた成果は数多くあります。なにより、チームワークが良くなって、お互いに助け合える関係性ができたことが一番の効果だと思っています。

 


関係団体との話しあいにもホワイトボード・ミーティング®を活用

 

(認定講師リレーエッセイ第5回 2020年9月18日)