【記事】障害者支援にぴったりなホワイトボード・ミーティング®(エッセイ19)

 

 

 

 

障害者支援にぴったりなホワイトボード・ミーティング®

     

木庭由香
(社会福祉法人清和会 つくしの里)

 

障害をお持ちの方の生活をサポートする仕事で、ホワイトボード・ミーティング®を展開してきました。方法はふたつあります。ひとつは日々の暮らしを支援する職員を対象にしたホワイトボード・ミーティング®。もうひとつは、直接、利用者様との話しあいでの展開する方法です。

現在は、職員会議をホワイトボード・ミーティング®で進めています。日常業務の振り返りや業務のマニュアル化、行事の企画や委員会活動、利用者様の支援方法検討まで幅広く取り組んできました。「もうやれることないよね」という雰囲気だった支援会議も「課題解決会議」のフレームでアセスメントを進めると、今まで見えていなかった姿や側面が見えるようになり、具体的な改善方法が7つも見つかり驚きました。ホワイトボード・ミーティング®を始めてから職員のコミュニケーションが良くなり、元気でいることが支援の向上につながっていると思います。ふたつ目は、まだ実践できていません。しかし、やれそうなことがたくさんありそうです!

 

新人研修でホワイトボード・ミーティング®

 (認定講師リレーエッセイ第19回 2020年11月8日)