【記事】みんなが意見を言い、みんなで決めていくーNPOもファシリテーション(エッセイ21)

 

 

 

 

みんなが意見を言い、みんなで決めていく
ーNPOもファシリテーション

     

西川実佐子
(認定NPO法人 しがNPOセンター事務局長・理事)


2020年5月。緊急事態宣言の中、しがNPOセンターではzoomを使った初のオンライン総会を開催しました。新型コロナウイルスのため次々と行事やイベントが中止になる中でしたが、いつもよりも参加者が多く、逆にオンラインだから初参加できる人もいて、みんなが笑顔で喜びあい、意見を出し合う総会となりました。思い起こすと私とホワイトボード・ミーティング®との出会いも総会がきっかけでした。 2008年、ひとまち政策研究所で働いていた頃に「ひとやまちが元気になるファシリテーター入門講座」を読み、総会後の講座に、著者であるちょんせいこさんを呼んだのでした。たくさんの会議に出てきたけれど、みんなが声を出す場作りが難しい。「これだ」と思ったのです。以来、ホワイトボード・ミーティング®を学びに大阪に通い始め、現在は、滋賀県を中心に行政や教育施設、市民活動団体、地域コミュニティ団体への普及に取り組んでいます。オンライン、オフラインを問わず、みんなの声で作る会議を支援するファシリテーターの醍醐味を楽しんでいます。

 

 

みんなの声をホワイトボードに集めて合意形成

(認定講師リレーエッセイ第21回 2020年11月10日)