【記事】企業におけるオンライン会議ファシリテーター(第34回)

 

 

 

 

企業におけるオンライン会議ファシリテーター

     

桑名和義

(株式会社ミツトヨ)

 

「これが、ファシリテーターのいる会議なんですね!?」会議が終わった直後の、参加者の言葉です。在宅勤務が普及し、オンライン会議は普通になってきました。私がファシリテーターとして最初にするのは、会議のゴールとアジェンダ(議題)をパワーポイントに書いて画面共有すること。そして質問し、意見を聞きます。参加者が発言した内容をパワーポイントに書き込み、その画面を共有しながら話し合いを進めます。オンライン会議では、同時に複数の声を聞き取るのは難しいので、自然と一人の発言に耳を澄ますように。発言が画面に映し出されるので、参加者は内容に集中できます。初めに示したゴールが達成されたら、会議は終了です。ゴール、アジェンダ、意見を書いて見せること。ホワイトボード・ミーティング®︎で大切にしている「可視化」は、オンライン会議でも大切だと感じています。「会議が変わると会社が変わる。会社が変わると社会が変わる」と言われます。まずは、身近な社内会議から変えていきます。

 

(認定講師リレーエッセイ第34回 2021年5月1日)

 

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