【記事】効果的なチームカンファレンスの技法を学ぶ

地域包括ケアシステムを進めるにあたり、医療、保健、福祉現場にファシリテーションスキルが求められています。日常のカンファレンスや相談対応、研究や研修など多様な現場で利用者様、ご家族の幸せに貢献するために、ファシリテーターの養成に取り組む自治体や介護保険事業所が増えています。

これまでファシリテーターというと単なるグループワークの進行役というイメージでした。しかし、それは間違いで、ファシリテーション技術を活用できる人がファシリテーターです。当社は、誰もがファシリテーターになれることをめざして具体的な技術習得のためのプログラムをご提案しています。

 

2017年6月8日。大阪府の自治体で「チームカンファレンスの技法を学ぶ」をテーマに研修会が開催されました。講師は看護師で、ホワイトボード・ミーティング®認定講師の奥西春美です。市内の介護保険事業所や地域包括支援センターの職員のみなさまが集まって、多職種連携を促進する効果的なカンファレンスについて学びを深めていただきました。

具体的には、ホワイトボード・ミーティング®の基本会議フレーム⑤課題解決会議をアレンジした「30分カンファレンス」を活用し、より深く、利用者様を理解、支援する方法を身につけます。参加者のみなさまからは「オープン・クエスチョンで深い情報共有を進めるので、わかりやすい」「黒、赤、青で会議を進めるのでわかりやすい」「遅れてきた人が途中から参加しやすい」「多職種協働が進みやすい」などの効果を感じていただきました。

 

 

利用者様の人生に寄り添い、その人の強みを生かした支援をするための具体的な方法を学ぶために、ホワイトボード・ミーティング®をぜひ、ご活用ください。

 

【大阪】医療・福祉×ホワイトボード・ミーティング® 第17回