【記事】子ども達と支援担任、学級担任をつなぐ ホワイトボード・ミーティング®(第61回)堀川礼子さん

大阪府茨木市で、小中学校の介助員となり23年目です。小学校で18年、中学校で5年目になりました。多忙な学校現場で、子ども達の情報共有について考える中、ホワイトボード・ミーティング®に出合いました。すぐに「これだ!」と思いました。子どもの近くにいることが多い私は、ミニホワイトボードに可視化しながら話を聞きます。子どもは、ボードに書かれる内容を見ながら話します。残してほしくない部分は、指でピーッと消す子も。子どもの了承を取った上で、通常学級担任や支援担任に共有します。すると「今日は落ち着かなかったんだな」「話を聞く時間を作ろう」「あとで褒めておくね」など、次の対応につながります。子どもは何度も同じ話をする必要がなくなり、現場で効率的、効果的な情報共有ができることは誰にとってもメリットです。ミニホワイトボードという小さなアイテムで、しっかりと大きなつながりを育んでいきます。いろんな先生が使えるよう、ホワイトボード・ミーティング®の可能性を伝えていきたいです。

(認定講師リレーエッセイ第61回 2022年8月9日)

ミニホワイトボードで、大きなつながりを育める

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