【記事】イエナプラン教育とホワイトボード・ミーティング®(第77回)秋山真一郎さん

私が勤務している大日向小学校(長野県)は、イエナプラン教育を謳っています。「イエナプランって何?」って思われますよね。これはドイツで生まれ、オランダで発達した教育の考え方。一人ひとりを尊重しながら、自律と共生を学ぶオープンモデルの教育です。あくまでも「考え方」なので、方法は子どもたちや大人たちがともに考え、実践していきます。そんなイエナプラン教育では、「対話」が何よりも大切にされます。子ども同士、大人同士、子どもと大人など、立場や年齢を問わず、話し合いが進められます。そんな多様性のある対話が行われるとき、大切になるのが「中立・公平・対等」を保証するファシリテーターの存在です。ホワイトボード・ミーティング®の学びは、いつも私に「ファシリテーターとはどんな人なのか?」ということを考えさせてくれます。これからもこの学びを学校に、そして学校での学びをホワイトボード・ミーティング®に生かしていきたいです。

(認定講師リレーエッセイ第77回 2023年5月2日)

【大日向小学校のホームページ】
https://www.jenaplanschool.ac.jp/

「中立・公平・対等」を保証するファシリテーターの存在は重要

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