ファシリテーションとの出会いは大学2年生の時。野外活動に関心をもち、プロジェクトアドベンチャーと心理学で、構成的グループエンカウンターを学んだことがスタートでした。教員をめざしていた私は、教員の不安感情を解消するための方法について研究する中で「教員がファシリテーションをできるといいなあ」と思考し、それを体験的に学ぶことが必要だと考えていました。それから20年。現在は、子どもたちとホワイトボード・ミーティング®︎のファシリテーターにチャレンジし、思考や対話を深め、スピーチや作文などの活動を展開しています。私は、ホワイトボード・ミーティング®のファシリテーションスキルと出合い「生きやすく、自分らしくなった」と感じています。それは、自己内対話で自分をエンパワーし、子ども達と失敗ゼロ、小さな成功を繰り返し、大きな飛躍へのチャレンジができているからです。これからも、ファシリテーションの経験を広げ、意見や考えが溢れ出す社会をつくっていきたいです。
(認定講師リレーエッセイ第80回 2023年8月10日)
「学校にファシリテーションを」セミナーのチラシ