【記事】ホワイトボード・ミーティング®︎で 子どもの成長や変容を教職員みんなで 共有する場をデザインする(第98回)上部充敬さん

本校では「仲間とともに学び続ける子ども部会」「自他を大切にする子ども部会」「心身ともに健康な子ども部会」の3つの研究プロジェクト(以下、研究P)を進めています。また、この研究Pの対話をファシリテート する「学校デザイン部」という校務分掌があり、子どもの成長や変容を教職員みんなで共有する場をデザインしています。例えば、6月には各研究Pから、どのような手法と評価項目で子どもの成長や変容を見取ろうとしているかが報告されました。それを元に、参加者は「共感」や「モヤモヤ」の発散を行い、今後の検討事項を各研究Pへフィードバック。これにより、より深く研究を進めることができます。

ここ数年は一貫して、ホワイトボード・ミーティング®︎を通じ、対話のスキルを高めてきました。「コミュニケーションは自然発生しない」という開発者・ちょんせいこさんの言葉に深く共感しています。以前は、対話の場づくりの難しさを感じていました。しかし、ホワイトボード・ミーティング®︎を学んでからは、対話の場づくりへの一歩が踏み出しやすくなり、試行錯誤を楽しめるようになっています。

(認定講師リレーエッセイ第98回 2024年7月4日)

各研究Pの報告を元に小グループに分かれ、対話した後、他のグループと意見交換を行っている様子

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