ファシリテーター型リーダーシップとは?
求められるリーダー像が変化しています。
メンバーが自信をもって自立的に行動し、互いに連携するためには、その環境を整えることが重要です。そこに欠かせないのが、リーダーのファシリテーションの技術です。単に指示命令をするのではなく、対話を通じて関係性を築き、主体性と共創を促す環境を整えることが、リーダーに強く求められています。
「ファシリテーター型リーダーシップ講座」開催報告
ひとまちでは、2025年2月より「ファシリテーター型リーダーシップ講座」をスタートしました。本講座は、現代の多様で変化の激しい組織環境において、求められるリーダー像が変化していることを背景に企画されたものです。
講座では、リーダーに求められる環境調整力の中心となる「ファシリテーション技術」に焦点を当て、実践的に学びを深めています。講師を務めるのは、ホワイトボード・ミーティング®の開発者であり全国各地でファシリテーター養成に取り組むちょんせいこと、自治体職員としての現場経験を持ち、現在は地域や組織の中でファシリテーターとして活動する村川美詠氏です。
「ファシリテーター型リーダーシップ」とは、次のようなイメージです。
□ 組織やチームの対話と協働を支援する
□ 主体性や創造性を発揮できる環境づくり
□ 合意形成や課題解決、価値創造を共に創造する
類似の言葉としては「サーバントリーダーシップ」や「支援型リーダー」などがあります。リーダーがファシリテーションスキルを身に付けることで、リーダー、メンバーに双方が働きやすい職場づくりが促進されます。
自分らしいリーダーシップを考える
講座では、自分らしいリーダーシップについて考えるとともに、対話のコツやポイントなど、すぐに使えるファシリテーション技術を学びます。さらに、村川講師のリーダーとしての実践や生き方から、ファシリテーター型リーダーの実際を知ることができ、好評をいただきまました。また、そのリーダーシップを「ファシリテーション6つの技術」で要素を分解することで、参加者のみなさんのイメージも膨らみました。
自治体職員の方はもちろん、職種を問わずお役立ていただけます。リーダーとしてアップデートしたい方や、ファシリテーター型リーダーシップに関心をお持ちの方のご参加をお待ちしています!