
「さあ、自由進度学習を始めよう」をテーマに2025年3月15日にオンラインで集まりが開催されました。全国から81人が参加したこのイベントの主催者は難波駿さん(札幌市小学校)、土信田幸江さん(埼玉県戸田市)、岩本歩さん(学校法人茂木学園 大日向小学校)と弊社のちょんせいこの4人。それぞれに自由進度学習の実践や伴走を続けてきた人たちです。この日は4人が対話を重ねて作成したフリーペーパー「自由進度学習を始めよう」が配付されました。
今、この自由進度学習に注目が集まっています。
これまでの長い間、学校の多くの授業は「先生の説明をみんなで聞き、意見のある人が手をあげて発言し、自分でノートやプリントにまとめる」というような学び方で進められてきました。授業で一番、長く流すのは先生で、児童や生徒は、その話を静かに聞くことが求められていました。しかし、今、その学び方のシフトチェンジ(変化)が始まっています。
これからは、一人ひとりが学びの主人公として主体的に学びに取り組み、対話を深めながら学びを深めていきます。そのひとつが自由進度学習です。自由進度学習は、学習をする子どもが中心の授業の進め方です。一人ひとりが「学びのコントローラー」をもって、自分の学習を計画的に進めます。(本文より)
このフリーペーパーは、学習者となる子どもが読むことを想定。主催者の4人は「学校の学びが充実する一助になれば嬉しい」と語っています。