教育×ホワイトボード・ミーティング® をテーマに取り組む大阪府茨木市の気軽な勉強会 では、学校教職員が中心となり、ファシリテーションの練習を積み重ねています。2025年度は「ファシリテーターになろう!」と題して、全6回の勉強会を企画。ホワイトボード・ミーティング®︎開発者のちょんせいこを講師に学びを積み重ねています。
10月10日、「部活動とファシリテーション」をテーマに今年度第4回目の気軽な勉強会を「おにクル」で開催。、様々な立場から25人が参加しました。

「部活動とファシリテーション」について語り合う
今回の実践報告者は、茨木市立中学校の教務主任で、軟式野球部顧問を務める瀬良駿介さん。自身も小学時代から野球経験があり、教員になって以降はずっと野球部の指導に携わっています。
ホワイトボード・ミーティング®認定講師になったことをきっかけに、部活動においてもファシリテーションの技術を取り入れている瀬良さん。指導経験を振り返りながら、考え方と指導、効果の変遷をについて報告がありました。
瀬良さんは監督の指導中心の「ティーチング期」。一対一の対話を通じて子どもを導く「コーチング期」。子どもたちの力を信じ、子どもたちがファシリテーターとなり対話や行動を促す「ファシリテーション期」の3つの流れを説明。そのバランスを大切に進めてきた実践についての報告がありました。

後半は、ホワイトボード・ミーティング®開発者のちょんせいこと、中学・高校で部活動指導をする先生たちが対談。部活動におけるファシリテーションの可能性について、様々な意見やアイデアが交わされました。
瀬良さんは結びの言葉に「『部活動とファシリテーション』というテーマをきっかけに、参加された方々が笑顔で聞き合い、お互いをエンパワメントしていく姿が本当に素敵でした。『楽しむスポーツ』だからこそ、ファシリテーションがもっと広がっていってほしい」と参加者への感謝と期待を込めました。
