【記事】走り切った夏の3日間!「サマードリル講座 2025」

2025年8月8日~9日の3日間、「第14回 ちょんせいこのサマードリル講座 2025」を開催しました。会場とオンラインを合わせて、全国から70人を超える方々が参加。ファシリテーション技術を繰り返しブラッシュアップする夏の恒例行事、今年も大盛況でした!


1日目はプレワークショップとして、大阪会場(ドーンセンター)のみで開催。「こども哲学対話」を中心に、ウォーミングアップも兼ねてみんなで語り合いました。

2日目は「VUCAの時代と私」について考え、生成AIをサイドワーカーに迎えてのホワイトボード・ミーティング®︎。インストラクションレッスンやエピソードドリルなど、多くのアクティビティに取り組みました。

3日目は「ケーススタディとプログラムデザイン」をテーマに、強み・課題の分析シート作成(役割分担会議の手順書編)、大人数の会議ファシリテーションの基礎、そして最後は道徳の授業で、「誠実」について話し合いました。

初めての方も久しぶりの方も何度もご参加の方も。年代や職種を超えて、対話と学びでつながりを深めていく。スポンジのようにやわらかな心と思考のサイドワーカーの皆さんに、心から感謝です。
みんなで楽しく学び、走り切った3日間。本当にお疲れさまでした。素晴らしい参加者とスタッフの皆さんで一緒につくる「サマドリ」は今年も最高のファシリテーションフェスティバルでした。ありがとうございました!

受講者の声

・誰か一人が頑張る時代は終わり、環境を整えて一人一人が少し頑張る時代が来たということ、それが今日の学びのスタートでした。

・生成AIをサイドワーカーとして迎えた。今日わかったのは、AIに対して「問」をだすのは人間。もちろんAIは問いをいくらでもつくることができる。しかしファシリテーターとして個人・集団のアセスメントから生み出される「問いの技術」はAIではなく人間の感情や思考・技術が集まり、できることだと思った。

・サマドリのグランドルールは、「違う意見もあって当然」「1人1人の声を大切に」「個人を傷つける言葉はなし」であり、「エピソードの事実と感情を分ける」ことで自分の頭を整理しやすくなることなど、あらゆるところに自己理解・他者理解がちりばめられていた。

・ファシリテーターが問いを立てる時の留意点。正解がない、がポイント。わずか30分であそこまで思考が深めるのか、と驚いたとともに、その驚きを共有できる仲間の存在が大きかったです。

・エピソードの練習が必要。わかってはいたけれど、改めてひしひしと感じました。普段の雑談の中でも、なんてお話が面白いんだろうと思う方は、やっぱり臨場感あふれるエピソードを語られる方です。私は、どうもそのセンスに欠けるのですが、センスがない分、練習を積み重ねなきゃと、自分にいい聞かせました。

・今回は哲学対話が楽しかった。本日の「誠実」もあとから思い返すといろいろな視点が自分に生まれてきた。生活のいろいろな場面で楽しめたらいいと思った。

・大阪の会場に飛んで行って、みなさんと一緒にワシワシと書き進みたい気持ちになりました。来年は大阪に行きたいです。

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