【記事】学校全体で取り組む ホワイトボード・ミーティング®︎(第86回)

 

 

 

 

 

 

学校全体で取り組む
ホワイトボード・ミーティング®︎

     

吉岡 明子

(武蔵村山市立第二小学校・指導教諭)

 

 

ホワイトボード・ミーティング®︎に出会ったのは2013年の夏。10年前のことです。以来、「大人も子供もファシリテーターに」を目指してきました。前任校の武蔵村山市立雷塚小学校時代に「これはいいぞ!」と楽しんでやっていると、自然と仲間が増え、放課後に勉強会を開催。気がついたらたくさんの先生が実践するようになりました。こうなると、自分が担任のときだけではなく、前の学年でも取り組んでいるので、4月当初から授業や学級活動で子供たちがどんどんファシリテーターに挑戦できる環境になりました。6年間ホワイトボード・ミーティング®︎に取り組んだ子供たちもいます。2015年には「研究協議会で使ってみよう」となり、そこからどんどん加速。2020年度は校内研究のテーマを「主体的に関わり合い、課題を解決する児童の育成~対話を大切にした授業づくりを通して~」として全クラスでホワイトボード・ミーティング®︎に取り組みました。学校全体でファシリテーションに取り組むと、学校全体が温かくなるのだと、実感した10年間でした。

(認定講師リレーエッセイ第86回 2023年10月5日)

 

校内研究でも、ホワイトボード・ミーティング®︎を実践!