【論文】可視化・共有・ファシリテーションを合言葉にしたチャレンジを通して(徳島県美馬市立穴吹中学校)

徳島県美馬市立穴吹中学校では先生と生徒がファシリテーターになり、日々の授業や会議を進めています。その実践について「社会の一員として、自立して・社会に役立ち・幸せに生きるための基盤づくり ~可視化・共有・ファシリテーションを合言葉にしたチャレンジを通して~」(濱田雅子校長)を紹介します。取り組みの成果として「限られた時間内で教職員全員が同じゴールに気持ちを合わせ向かっていく手立てとして『可視化』の効果を改めて感じた。情報共有さえできれば問題解決できる体験を重ねることで、職員室に一体感と自分ごととして対応する姿勢が生まれている。また、ファシリテーションというスキルとマインドを学校文化に取り入れることで、生徒の中に公平に話を聴く雰囲気ができている。発言が得意な子もそうでない子も同じように機会が与えられ、関心をもって好意的に意見を聴いてくれる経験は、安心して話せる場づくりにつながっている。毎月実施している生活アンケートにも変化が見られた」と記されています。(平成31年度  第25回「日教弘教育賞」奨励賞受賞)

徳島県美馬市立穴吹中学校日教弘論文