保育士は、子どもと遊ぶ以外にも、指導案の作成や連絡帳の記入など、やることがいっぱい! 話し合いをしたくても、時間が取れないのが実情でした。でもホワイトボード・ミーティング®を取り入れてから、短時間でも効率的な会議が可能に。昨年度は、創立以来42年続いてきた夏祭りが、秋祭りへと変更することになりました。少人数ずつの「企画会議」では、安全に開催するための企画づくりに、全職員が参画。その後、担当者で集まり「役割分担会議」を行いました。一人一人が主体的に動き、協働して準備ができました。職員からは「アイデアが形になるのが楽しい!」「何をすればいいのか明確」という反応が。子どもも保護者も職員も、ワクワク楽しい行事となりました。「定例進捗会議」では、職員が困っていることをフォローでき、人材育成・人材確保にも役立っています。今では、後輩も一緒に取り組んでくれています。全国にも、この技術が広がってほしいと願っています。
(認定講師リレーエッセイ第38回 2021年7月1日)
子どもも先生も仮装して、皆で作った〝おみこしワッショイ!″