教育– tax –
豊かなコミュニケーションが育まれると、子どもたちの関係と学びが充実します。
そのポイントは先生と子どもたちがファシリテーターになること。
子どもたちがホワイトボード・ミーティング®のファシリテーターに成長すると、教室に承認しあう関係が育ちます。自尊感情が高まり、他者への理解が進むので、トラブルも自分たちの力で解決できるようになります。練習を積み重ねると、教科を問わず自立的、能動的な探究型の学び方が身について、毎日の授業がドキドキワクワク楽しくなります。ソーシャルスキルトレーニングとしても有効です。
研修テーマの例
1 幸せな子ども時代のために。信頼ベースの学級ファシリテーション入門
2 授業や学級活動に活かせるミニホワイトボードの使い方
3 ホワイトボード・ミーティング®を活用したアクティブラーニングの進め方
4 ホワイトボード・ミーティング®を活用した子どもたちの自尊感情を高める集団づくり
5 親子のコミュニケーションを深めるヒントとコツ
6 学年会議、教科会議が充実する!ホワイトボード・ミーティング®入門
7 学校マネジメントが効果的になる。OJT、メンターの進め方
8 効果的な支援を進めるホワイトボードケース会議講座
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【記事】先生も生徒もファシリテーター(第84回)郡あゆみさん
極力、自分の話を減らして、生徒同士の対話の時間を生み出すことを大切にしています。「土日どうだった?」「新聞を読んで気になる記事」など、その時々の問いを立て、相手を変えながら、時間が空いたらペアトーク。文化祭や体育祭の企画や振り返りもホワ... -
【記事】教職員のウェルビーイングを実現する1on1(第83回)古澤純子さん
学校組織の中で、各校に一人だけ配置される「一人職」。養護教諭や事務主事などの一人職は専門職であるため、校内で相談したりアドバイスを求めたりすることが難しい場合があります。一人職を「独り」にしないために、業務の連携と本人のメンタルヘルスに... -
【記事】思いを「可視化」することの価値(第81回) 鈴木智惠子さん
書くことで思いを受け止める意味の凄さ。私の中でのその実感は、令和元年8月佐賀豪雨の災害支援の板書から始まりました。そして現在、佐賀県医療的ケア児等就園支援コーディネーターの立場で行う保護者と保育園、行政とのケース会議のファシリテーターの場... -
【論文】コンピテンシー・モデルとホワイトボード・ミーティング®︎によるエピソード評価ー学級目標達成に向けた道徳化単元学習における指導と評価の一体化の試みー(公開)
「道徳と教育」(2020年383巻)に掲載された吉田誠さん・逸見裕輔さんの論文「コンピテンシー・モデルとホワイトボード・ミーティング®によるエピソード評価ー学級目標達成に向けた道徳化単元学習における指導と評価の一体化の試みー」がL-STAGEに公開され... -
【記事】ファシリテーションから広がる社会へ(第80回)薮内恵さん
ファシリテーションとの出会いは大学2年生の時。野外活動に関心をもち、プロジェクトアドベンチャーと心理学で、構成的グループエンカウンターを学んだことがスタートでした。教員をめざしていた私は、教員の不安感情を解消するための方法について研究す... -
【記事】思いを伝え合い、聴き合う場に(第78回)本川良さん
昨年、うれしいことがありました。ある先生が振り返りで、こう語ってくれたのです。「私は今まで学校という器の中で、子どもも先生も活動するものだと思ってきました。でも今年は、『やりたい』気持ちをスタートにして、大きな行事のたびに、みんなで思い... -
【記事】イエナプラン教育とホワイトボード・ミーティング®(第77回)秋山真一郎さん
私が勤務している大日向小学校(長野県)は、イエナプラン教育を謳っています。「イエナプランって何?」って思われますよね。これはドイツで生まれ、オランダで発達した教育の考え方。一人ひとりを尊重しながら、自律と共生を学ぶオープンモデルの教育で... -
【記事】ママたちがエンパワメントするひととき(第71回)下村篤子さん
私の職場「子育てひろば」は、乳幼児の保護者のための地域の居場所です。利用の主はママたち。「子育て仲間と出会いたい、誰かと話したい」とやってきます。私は身近な相談相手として、気持ちの聞き役として、「ホワイトボード・ミーティング®︎質問の技」... -
【記事】ホワイトボード・ミーティング®︎で、大学の授業も主体的、対話的な学びに(第70回)横山弘美さん
大学の小学校教員養成の授業「家庭」で、ホワイトボード・ミーティング®︎を活用しています。栄養についての学びのスタートは「自分と栄養」の定例進捗会議。食生活を見直して課題改善のプロセスを学びます。消費教育の授業では「お金のつかい方」の企画会... -
【記事】ICTとホワイトボードで効果的な話し合いを進める(第69回)横山弘美さん
GIGAスクール構想2年目。子ども達は今では立派なICTのヘビーユーザーです。小学5年生の冬、家庭科の「物を生かして住みやすく」という学習では、教室や廊下など身近な場所の掃除の方法を1年生にわかりやすく伝える方法を考えて発表します。授業はまず、...